あがり症で過呼吸になる
あがり症で過呼吸になったら
あがり症の辛い症状の中でもトップクラスの辛さの物を挙げるならば、過呼吸が挙げられるでしょう。
あまりにも緊張しすぎる場面で呼吸が荒くなってしまい、体内の酸素濃度が極端に高くなった時に、手足のしびれやめまい・頭痛などの過呼吸の症状がおきます。
筆者も過呼吸になったことは何度もあります。
あがり症によるものではなくパニック障害によるものでしたが、過呼吸になるといきなり吐き気がしたり手足がしびれて動かなくなったりすることでパニックに陥ることもあります。
もし会社のプレゼンの時などに緊張のあまりに過呼吸になってしまって倒れてしまえば大変です。
過呼吸になるタイミングは自覚できるものです。
緊張をしているなと自覚した時、それに加えて呼吸が荒くなって息苦しさを感じたりした場合には過呼吸の前兆です。
過呼吸の前兆を感じた時にすべき対処法を覚えておくとよいでしょう。
過呼吸の対処法
過呼吸の症状が現れそうだ、あるいは現れたという時には以下の通りに対処を行ってください。
まず、過呼吸は前述の通り酸素濃度が過剰に高くなっているときに現れる症状ですから、体内の酸素濃度を下げる必要があります。
最も効果的なのは、紙袋やビニール袋などの袋状の物を口に押し当て、繰り返し呼吸をすることです。
そうすることによって体内に取り込まれる酸素の量は急激に減るため、体内の酸素濃度も下がっていきます。
もし会議の場面などでそれができない時には、ハンカチ等で口を包んで意図的に呼吸をしづらくして体内の酸素濃度をさげましょう。
自分の手で口周りを抑えて繰り返し呼吸するのもよいでしょう。
もしこれもできない場面ならば、意識的にゆっくりと呼吸したり、息をとめたりするとよいのですが、過呼吸によって手足のしびれがすでに出てしまっている場合には効果があまり期待できません。
そのため、過呼吸が起きそうだというタイミングを自分で感じ取れるようにしておき、過呼吸が起きそうになったらすぐに何らかの対処をするようにしましょう。
酷い過呼吸に襲われると、あまりの辛さに涙や鼻水があふれることもありますから、人前でそのような姿はさらしたくないものです。
過呼吸を甘く見ることなく、正しく対処することが大切です。
私が極度の「あがり症」を克服した方法
人前に立つと足がガクガク震える私でもあがり症を克服できたダウンロード指南書です^^私も毎日少しずつトレーニングして克服できました!(日本メンタルヘルス協会公認)